10+1次元の世界

ルークの本心って何なんでしょうね。

ファイ・ブレイン　神のパズル　２４話、「永遠の存在」。


ルークの「ボクのカイトー！！！」という衝撃的な台詞で終わった前回。
今回どうなるかと思ったら、…まさかのカイト＆ルークのデート回www
感想書きづらいわwww ただ、マジメな部分だけを抽出してみると、
ルークの本心みたいなものが見えてくるような気もしてきたので、
今回はそれについて書いてみようと思う。


そのルーク、彼の目的は、自分とカイトの関係を永遠にする、ということ。
自分が死ねば、カイトの中で自分は永遠になり、そしてカイトが死ねば、
カイトの中で自分は永遠になる、それを実現してくれるのが神のパズル、
だから彼は神のパズルに執着している、というのがルーク自身の説明だが、
自分はこの説明が正しいとは思わない。


そもそも、ルークは何故カイトのことを気に入っているのかと考えると、
それは幼い頃の記憶が原因。神のパズルに挑戦するギヴァーとして、
POGに悲惨な教育を施されてきたルークの、その唯一の心の拠り所が
カイトだったから。POGというのはルークにとっては逃れられない苦しみ、
そのどうにもならないものから自分を解放してくれたのがカイトだったから、
ということなんじゃないだろうか。


今回、ルークはカイトの住む街に対し、「幸福で、みんな笑顔で…」
という評価をしていたが、自分にはそれがルークの「本心」に感じられた。
ルークは今も、カイトに自分を解放してほしいと思っているんじゃないかと。
POGを担う存在として育てられた彼には、カイトと同じ街で幸せに暮らす、
というのは手の届かないもの。そんな状況を打開してほしい、というのが、
ルークの本当の願いなんじゃないかと。


そう思うと、彼はカイトに神のパズルを解いてほしいんじゃないかと。
ここでの「解く」というのは、パズルに勝ってルークを殺すことではなく、
カイトとルーク、両方が生き残る道を見つける、ということ。
神のパズルを解放すれば、POGは存在意義を失う、というのもある。
さらには、これまで不可能を可能にし続けてきたカイトに対し、
「神のパズル」というとびっきりの不可能を可能にしてもらうことで、
自分を勇気づけてほしい、というのもあるのかもしれない。
何にせよ、ルークはカイトに対し、以前にカイトが自分を孤独な世界から
救い出したように、自分を解放する、という願いを託しているんだと思う。


次回、「パズルタイムの始まりだ！」。
一期最終回！キッチリ締めてくれることを期待！



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Category: ファイ・ブレイン

Thread: ファイ・ブレイン 神のパズル - Genre: アニメ・コミック