10+1次元の世界

プロジェクト「M」？

輪るピングドラム７話、「タマホマレする女」。


遂に多蕗とゆりが婚約！…と、苹果にとっては最悪の展開になった今回。
それでもめげずに活路を見出そうとする苹果の頑張りには頭が下がるが、
しかし彼女が頑張ってるのはいつものことなので、今更書くことはない…！
今回は、「プロジェクトM」の「M」という言葉を意識した展開が
多かったように感じたので、この「M」について書いてみたいと思う。


この「M」、あえて意味を明らかにせず視聴者の想像にゆだねているのは、
物語の核心に絡んでくるから、というのもあるのだろうけれども、
どちらかというと、いろんな意味を持たせたいからということな気がする。
すぐに思いつく候補を挙げてみると、

１．「Miracle（奇跡）」「Magic（魔法）」

苹果が日記に書いてあることを成し遂げた暁には何か凄いことが起こる…！
というのは大いにありそうなので、これが一番妥当なんじゃないかと思う。

２．「Maternity（マタニティ）」「Mother（母）」

今回の苹果の解釈。
無いw …と一言で片付けるのもどうかと思うが、
自分は苹果はもっと酷い目に遭うと信じて疑っていないので、
彼女が幸せになりそうな解釈というのはあまりしっくりこない。

３．「Marriage（結婚）」

今回の晶馬の解釈。苹果に一瞬で否定されるw
むしろ苹果はこれを狙っていたように思っていたのだけれど…

４．「Masochism（マゾヒズム）」

大穴。しかし今回の晶馬を見てるとこれなんじゃないか感がw
多蕗と仲良くなるためのプロジェクトだと思って話を進めていたら、
実は晶馬と仲良くなるためのものだったんですね！

５．「Masterba(ry」

アバンの「多蕗さん、今頃何してるのかなー？」に対する晶馬の返答、
絶対狙ってた！


…などといろいろ書いたが、職業柄もあって真っ先に思いつき、
かつ個人的には一番しっくりきたのが「M理論」のM。
この世のあらゆる物理現象を記述する可能性を持った５種の「超ひも理論」、
その５種の理論を統一する、いわば「究極の理論」がM理論なのだけれども、
そのM理論と同じように、それを実現したものがこの世の全てを支配する…
「プロジェクトM」というのはそれくらいスケールの大きい話なんじゃないかと。
帽子様であったり、早くすり潰したくて仕方がない人であったり、
ただならぬ大物感を漂わせた人々が一様に興味を示すプロジェクトM、
何かは分からないけど、とてつもなく凄いもののような気がしてならない。


追記：

桃果のM！全く考えもしなかった自分が情けない…



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Category: ピングドラム

Thread: 輪るピングドラム - Genre: アニメ・コミック