10+1次元の世界

ガチ泣きした！

あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。１１話、「あの夏に咲く花」。


きちんと話をまとめる、という最終回として当たり前のことをやった上で、
盛り上げるところをきっちり盛り上げた、素晴らしい最終回だった。
めんまが消えるシーンはガチ泣きだろうと予想はしていたけれども、
もうその大分前、secret baseかかりはじめたあたりから涙腺が…（泣）
ホントに、いいアニメだったと思う。



超平和バスターズ


最後の最後で、ようやく心が一つに！
「友達として」めんまを送り出すという、ここまでの超平和バスターズの
面々の打算に満ちた思惑が嘘のような、実に清々しい答え。
前回まではみんな、自分のためにめんまを成仏させようとしていたわけだが、
実はそうじゃなくて、心の底からめんまのことを想い、送り出すこと、
それがみんなを幸せにする、というのは本当に綺麗な答えだと感じた。


超平和バスターズの物語は、ここで終わってしまうわけだけれども、
個人的にはその後、じんたんとあなる、つることゆきあつがどうなったのか、
すごく見てみたい気がする。めんまと「正しく」お別れをしたことで、
彼ら彼女らも前に進んでいけるはず。その姿を見てみたい。
OVAでも、DVDのおまけでもいいので、やってくれないかな…



総評


オリジナル大激戦の今期作品の中でも、一際心に響く作品だったように思う。
長井監督によるものだろう演出の力、というのは大きいとは思うのだが、
個人的に自分が評価したいのはひたすらに「過程」を綿密に描くという構成。
ぶっちゃけ、このアニメは１話と最終回があれば成立すると思うのだが、
それ以外の全てのエピソードを使って、どこまでも丁寧に、
超平和バスターズの面々の悩みであったり苦しみを描いたからこそ、
最終回の説得力であったり、盛り上がりがあったんじゃないかと思うのだ。
もちろん、そんな鬱々とした話を、視聴者に飽きさせないように見せるための
コメディであったり、演出であったり、という部分も評価されるべきだろう。
まあごちゃごちゃした理屈は抜きにしても、とにかく面白かった！



長井監督をはじめ、スタッフの方々はお疲れさまでした！
次回作になるのか、もう少し「あの花」の世界が見られるのか、
どちらかは分かりませんが、期待しておきます！



追記：

さっきノイタミナショップに行ってみたら、秘密基地セットの支柱に…






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Category: あの花

Thread: あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 - Genre: アニメ・コミック