世紀末オカルト学院　１２話

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世紀末オカルト学院　１２話

キーワード「ぬるいな！」
クライマックスでシリアスなはずなのに、終始笑わせていただきましたw

世紀末オカルト学院１２話、「千の風、美の尋めゆき」。

今回もネタ的には盛りだくさん。
上記の「ぬるいな！」のシーンで壮絶に吹いたw
こんなシリアスな展開のはずなのに、なぜここでギャグを入れるwww
このアニメは、人が油断したところを笑わせようとしてくるから、本当に侮れない。
JKは、珍しく切れが悪かったような気がする。謎のババアに圧倒されてるしw

美風は本当にノストラダムスの鍵だったんだろうか？
量子力学の多世界解釈によれば、過去への干渉はその世界を変えるのではなく、
その過去につながっている別の平行世界の未来を変える、という解釈ができる
（あくまでSF的には。物理的にはそもそも時間を逆行できないと思うのだが）ので、
未来が変わらなかったからと言って、美風が鍵では無いと断定はできないのだが、
このアニメはそんなSFチックなものでは無いだろうと思うので、
やっぱり美風は鍵では無いんじゃなかろうか、と個人的には解釈している。

だったら何が鍵なんだ！という話だが、ここで怪しくなってくるのが、
美風と一緒に携帯に写っていた文明。
ただ今回、マヤは文明を殺そうと念じながら携帯を使ったわけではないので、
文明を殺せば世界が救われる、ということでもない気がする。
何より、そんな結末は誰も望んでない。

ここで、携帯の機能についてもう一度復習してみる。
「鍵に対して破壊を念じてシャッターを切ると、平和な未来が映し出される」
というのが、作中で何度も強調されてきた携帯の役割だと思うのだが、
それはこの携帯の機能の一側面にすぎないことが２話で言及されている。
曰く、これは「被写体への思念の未来への干渉結果を映し出す」ものなのだと。
マヤが美風と文明を撮った時に抱いていた感情は、美風を倒したいというのと、
文明を慕う気持ち。この後者の方が平和な未来につながったんじゃないかと。
具体的な展開には正直、あまり予想がついていないのだけれども、
マヤが未来に帰ろうとする文明を引き留める、過去と向き合うのを促す、etc.
によって世界は救われるんじゃないだろうか。
それで話的にも綺麗にまとまりそうだし。

予想の当否は別にして、次回きっとハッピーエンドで終わってくれると思う。
というかハッピーに終わってくれ！このアニメに悲しい終わりは似合わない。