LUPIN the Third ~峰不二子という女~ 1話、「大泥棒VS女怪盗」。
皆さんご存知、ルパンシリーズの最新作。
ルパンと言えば再放送でしか見たことなかったのだけれども、
それもそのはず、
TVシリーズ化されるのは27年ぶりだそうで。
正直、放送前の期待は薄かった。今更ルパン?という感じはあったし、
そもそもルパンと言ってすぐに思い浮かぶのは「カリオストロの城」、
TVシリーズではない。脚本マリーというのは気になっていたけれども…
…で、1話ですよ。
めちゃめちゃ面白いじゃねーか!
勿論、キャラの良さとか、ルパンと不二子の出会いという題材とか、
話を面白くする要素はたくさんあったと思うのだけれども、
個人的に印象に残っているのは、
偏執的なまでの展開の早さ。
作画的には、カット毎の時間を短く抑えてカット数をとにかく増やし、
展開的にも、一つ一つの展開の描写を極力抑える形で、
出来る限り多くの展開をこの1話の中に詰め込む、
それがこの、圧倒的なテンポの良さにつながっていたんだろう。
まさに
「息もつかせぬ展開」。これが本来のアニメの面白さなんだと。
で、その圧倒的なテンポがあった上での、キャラの良さ!
不二子がやはり面白い。不二子と言えば「悪女」だと思うのだが、
ルパンという「シリーズの主人公」に向かって平気で発砲したり、
処刑のシーンでルパンは人形を身代わりにしたのに対し、
不二子は人間を身代わりにしたりと、
目的のためなら手段を選ばない冷徹さ、
それがふんだんに表現されていたのが非常に良かった。
身勝手さ、エゴ、そういった「人間の人間らしい部分」を集約した、
実に魅力的な主人公ですよね!
元々、視聴予定には入っていなかったのだけれども、
この出来を見せられたら、視聴継続どころか、感想を書かざるを得ない…!
ということで、来週以降も感想を書こうと思うので、よろしくお願いします!
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