キルミーベイベー１３話、「きるがみーしてべいべする」。
いい最終回！…今期の最終回の感想はこればかりな気がするけど…w
ネタが面白かったというのは勿論ある。
つみまちがいはクソ面白かったし、
それ以外のネタも特筆するものは無いが、全体的に面白かった。
ただ、やっぱり今回はシリアスパートだと思うので、それについて書く。
本作品を通してたった一つのシリアス、それがこの最終回最後のエピソード。
ソーニャちゃんがやすなに影響されて、殺しをやめる（？）という
エピソードだったわけだけれども、これは
大成功だったんじゃないかと思う。
自分はここまで、
ソーニャちゃんが本当にやすなを友達と思っているのか、
というのには確信が持てない部分があって（何だかんだで付き合ってるので、
多分友達と思っていると感じる反面、
ソーニャちゃんは時折、
やすなに対して本当に厳しい時があるので…）、個人的にはそれが、
ちょっと気になっていた。勿論、嫌い、とまではいかないまでも、
本当に若干うっとうしいと思っているんじゃないかなー、と。
それを完璧に吹き飛ばしてくれたのが、このラストエピソード。
やっぱりソーニャちゃんはやすなを友達だと思ってるんだと。
やすなが止めてほしいと心からお願いすれば、止めてくれる子なんだと。
無表情でやすなを助けてるのも、普段もそんな素振りは見せないが、
実はやすなをいい友達だと思っている、というのを想像させて凄くいい。
やすなの方も、ソーニャちゃんが止まってくれて安心しての笑顔がイイ！
物語をまとめるにふさわしい、最高のラストエピソードだと思う。
総評今期最高のギャグアニメ。…ギャグはこれしか観てなかったけれどもw
実はこの作品、「初恋限定。」の山川吉樹監督の作品ということで、
始まる前から密かに期待していたのだが、期待通りに面白かった！
先が読みやすいギャグが多くて、そこが賛否の分かれるところだが、
個人的にはそれに
「安心感」を感じて、非常に楽しく見ることが出来た。
あとは、本当にキャラが３人＋準レギュラーの没キャラしか出ないので、
キャラに親近感を持ちやすい、というのがあったようにも思う。
山川監督を始め、スタッフの皆様はお疲れ様でした！
是非とも二期、よろしくお願いします！
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