あの夏で待ってる9話、「せんぱい」。
遂に、ようやく、イチカと海人がくっついてくれた!
結果的としては、誰もが予想していた展開になったとは思うのだけれども、
柑菜をこういう風に輝かせてくるか!というのは予想外だった。
…前回まで、全力で虐げられていただけにw
イチカと海人がくっついたのは予定調和、むしろ今回は残りの三人の
心の動きに興味をひかれたので、それについて書いてみる。
柑菜良かった。今回はめっちゃ良かった。
海人のことが好きなんだけれども、それで海人に近づいていくと、
逆にイチカと海人の仲を見せつけられて、距離を感じさせられてしまう、
というのはいつものこと。今回が今までの回と違っていたのは、
イチカの「ある場所」に近い風景を写真に収めることによって、
海人がイチカの助けになろうと全力で頑張っていたということ。
敬虔な海人ウォッチャーの柑菜としては、その海人の姿を見れば、
海人がどれだけイチカを好きなのか、というのは嫌でも分かるわけで、
その時の絶望感といったら凄かったんじゃなかろうかと思う。
ただそれを見て、
海人のためにイチカを説教しに行ったのが良かった。
海人が喜んでくれる、海人とイチカをくっつけるための
最も安直な行動。
勿論、普通は自分の気持ちを考えてそんな安直な行動は取れないのだが、
それを多少無理しながらも(最初にイチカから顔を背けていたのは、
自分の本当の気持ちを隠すためですよね…)やりのけてしまう、
そのお人好しさ、愚直なまでの
「イイ子っぷり」が彼女の魅力だと思う。
哲朗HE☆TA☆RE♪美桜さりげなく、今回
柑菜と同じくらい大変だったんじゃないだろうか。
親友の失恋を見せつけられるわ、片思いの相手がその失恋に心を痛めている
様子を見せつけられるわで、
自分よりもまず他人を気にする彼女としては、
相当に心が折れる展開だったというのは想像に難くない。
バス停の影で泣いてたのって、哲朗が柑菜に取られるの涙じゃなくて、
柑菜と哲朗、二人が傷ついているのを見ての涙だと思うんだよね…
もしかすると、柑菜の家で「ズルくていいよ、好きは止まらないよ」などと、
柑菜を後押ししてしまったことへの後悔の念もあったのかもしれない。
何にせよ、自分のための涙では無いと思う。
次回、「先輩と僕らの。」。
予告でのイチカと海人のイチャつきっぷりw
にほんブログ村
-- 続きを閉じる --