輪るピングドラム15話、「世界を救う者」。
ゆりさん回想回。
ゆりさんや夏芽といった、大切な人を救うという重い宿命を持った
キャラたちがどんどん頭角を現してきて、更に面白くなってきた感がある。
主人公であるはずの高倉家の人々が元気が無いのは気になるけれど…
ゆりパパの発言のえげつなさにはちょっと吹いたw
桃果もっと浮世離れした感じなのかなー?と思っていたのだけれども、
想像よりも普通の、友達想いの少女で、ちょっと意外な感じがした。
彼女は運命を改変する力を持っていて、今回はそれを使ってゆりを
父親の手から救ったわけだが、この大切な人を守るために運命を改変する、
という行動と、桃果の影響を受けている苹果や多蕗がよく口にする、
この世界に無駄なことなんて何一つ無い、という思想にはギャップがあって、
今回の事件の後に何か心境の変化があったのかなー、と感じられてしまう。
多蕗絡みのことなんじゃないかと思うのだが…
ゆりさん少女時代はえらい塞ぎこんだキャラクターだったんだと。
父親から虐待(?)を受けていたところを桃果に救われて、
それから桃果に心酔するようになり、今はいなくなってしまった桃果を
こちらの世界に引き戻すために奔走している、という彼女だけれども、
ちょっと気になるのは、自ら大怪我を負ってまでゆりを救おうとした桃果が、
ゆりが自分の身を犠牲にして桃果を救うことを望むのだろうか?ということ。
そもそも、自分がいなくなってもう16年も経っているというのに、
未だにゆりが自分の幻影から抜け出せていない、というのを
悲しく思っているんじゃないだろうか、と思う。
そこから彼女がどう抜け出すか、というのも今後の見所なのかも。
…ところで、両親がいなくてどうやって暮らしていけてたんだろう?w
次回、夏芽回。
ここのところ、どんどん株を上げてきている彼女だけに、期待したい。
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