輪るピングドラム12話、「僕たちを巡る輪」。
一周して、第1話と同じ感想まで戻ってきたぜ!
兎にも角にも、ひたすらに伏線をばらまいていた回だったように思う。
それを演出や衝撃展開で工夫し、面白く見せるというそんな回。
情報多くて理解が追いついてないので、今回はちょっと整理することにする。
闇ウサギと眞悧闇ウサギは、プリクリと敵対する存在で、高倉母が蘇ったことに関与。
眞悧は、その闇ウサギを従えるもの。それがほぼ確定していること。
眞悧は、「運命の至る場所」から来たというのはプリクリと同じだが、
闇ウサギを従えているわけだから、むしろプリクリの敵なはず。
…が、プリクリのペンギン帽を陽毬に与えたのも彼という訳の分からなさ。
プリクリは彼を敵対視しているけれども、眞悧の方はそうではなく、
彼はむしろプリクリを自分のものにしたい、と考えると辻褄は合う。
闇ウサギの目的の方は、ノーアイデアですたい!
時系列ちょっと混乱したのだが、
晶馬・冠葉・陽毬誕生→母倒れる→闇ウサギ登場→母復活→両親失踪
でいいんだよね?一瞬、母が倒れたのは子供たちが産まれる前かと思ったが、
担当した医師の当時と現在の比較、メリーさんの羊の話からそれでいいはず。
ピングドラムを失ったのは苹果も絡むので、16年前の事件の時だろう。
高倉家陽毬と晶馬・冠葉の血がつながっていないんじゃないかというのは、
苹果が「擬似兄妹」と言ってたあたりから何となく感じていたのだが、
今回でむしろ、冠葉と晶馬が双子というのが怪しくなってきた気がする。
気になったのは剣山の子供が産まれた時の「男の子ですか!」という台詞で、
もし双子だったら「どっちも」とかいう言葉がついて然るべきな気がする。
一卵性だと双子の性別は一般には同じになるが、一卵性には見えないし…
見た目からすると、剣山の息子は冠葉の方。じゃあ晶馬は何やねんとなるが、
陽毬の「運命の人」は晶馬だろうという自分の直感を信じると、
晶馬は9話の「こどもブロイラー」出身の子供なのかもしれない。
ただ9話で陽毬と出会った時点で、晶馬はものごころついている様子で、
じゃあ何で冠葉と双子だと思い込んでいるんだという話になるけれども…
やっぱり運命の相手マリオなんじゃね?とはまだ思わないことにする。
次回、…陽毬蘇ってー!!!
眞悧も動き出したし、ここからが本番じゃないかと思う。
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