TIGER&BUNNY18話、「Ignorance is bliss.」。
超展開www まさかバーナビーがヒーローやめるとか…w
あの記憶の混乱っぷり、バーナビーは記憶を改竄されてたんだろうか?
平和そうな顔をしてとんでもないことを考えやがるな、…斎藤さん!(違)
今回の見所はこの作品の伝家の宝刀とも言うべき、「ミスリード」。
自分はこの作品のミスリードが大好きである、というか視聴目的の半分は
ミスリードに乗せられること、と言ってもそんなに間違いは無いかも。
なので今回はそれについて書いてみたいと思う。
今回の新情報、ブルックス夫妻殺しの犯人がジェイクではないこと、
そしてジェイク&クリームがウロボロスのボスでも何でもないこと、
これらは新情報というか、ちゃんと観てれば分かってたことなのだが、
例の如く、自分はこの作品お得意のミスリードに完璧に乗せられてしまった。
それぞれについてもう少し詳しく書いてみよう。
1.ブルックス夫妻殺しの犯人がジェイクでないことこれは犯行現場の状況で分かる。もしジェイクが犯人だったとすると、
ブルックス邸が燃えていた理由が無いのだ。ジェイクの能力は炎ではないし、
一般人である彼らを殺すのに、あのロボットを動員する理由も無い。
ブルックス夫妻の研究がウロボロスに都合が悪かったので消された、
そしてその研究資料を処分するために家ごと燃やされた、とも考えたのだが、
一般的に研究というのは家ではなく大学や研究所でやるものなので、
家を燃やしたところで基本的にはどうしようもない。どちらかというと、
これ以上研究を進めさせないために彼らは殺されたんじゃないかと思う。
ただ、バーナビーが「ジェイクが犯人」とあまりに強く確信していたこと、
そしてジェイクを倒した後の「全てが終わった感」、これらの印象が強くて、
犯行現場の不自然さが完全に頭から転げ落ちてしまっていた。
2.ジェイク&クリームがウロボロスのボスではないことそんなの当たり前だよ!と言われるかもしれないが、少なくとも自分は
ジェイク&クリームを倒したことでウロボロス事件は完全に解決した、
と勝手に思い込んでしまっていた。これも上記の「全て終わった感」に
起因するんだと思う。クリームがジェイクのことを「ボス」ではなく、
「同胞」と言っていたり、そもそもクリームたった一人の力で、
シュテルンビルトを制圧するほどのロボットを調達できるわけがないなど、
怪しい点は多々あったのにね… ジェイク倒した時の達成感もそうだが、
その後、比較的小さな事件やキャラの掘り下げエピソードを続けたことで、
視聴者になんとなく「街が平和になった」という意識を植え付けたこと、
これもジェイク&クリームが相当大物だった感を醸し出しているんだろう。
…と、こんな感じ。伏線回収が気持ちいいのはどの作品でもそうだが、
普通の作品での思考の流れが「分からない→分かった」なのに対し、
この作品は「分かったつもり→分かってなかった→分かった!」なので、
見事に騙された爽快感もある。それが自分が気に入ってる理由なんだろう。
次回、「There's no way out.」。
逃げ場が無いのは、虎徹なのかバーナビーなのか…
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