花咲くいろは8話、「走り出す」。
上記の通り、文句無しの良回。
次回の「喜翆荘の一番長い日」というタイトルから分かる通り、
おそらく本番は来週で、今回はその準備だったと思うのだが、
その来るべき次回のために仕込まれたネタの数々、および女将のため、
そして喜翆荘を守るために「走り出した」緒花を見ているだけで
十分に面白く感じられる、そんな回であったように思う。
緒花が主人公している回はやはり面白い!
特に、喜翆荘の駄目な大人たちがコンサルタントの口車に乗せられて、
覆面調査員(疑惑のある人物)の分を食事を先に提供しようとするシーン、
それをやったらいろんなものを失ってしまう、という緊張感が漂う中、
巴さんがコンサル側に流れ、民子も何も言えない、そんな絶望的状況、
そこに期待通りにやってきて皆を説得してしまう緒花が異常に格好良かった。
そしてそんな状況を打破するため、緒花が「走り出す」演出はもう鉄板!
鉄板なのだが、そこはP.A.WORKS作品、緒花が走る躍動感であったり、
自転車での疾走感であったり、「前に向かう力」がとにかく凄まじかった。
次回への仕込みという意味でも、今回良かったと思う。
緒花は走り出したわけだけれども、厨房の状況は未だ芳しくない、
蓮さんェ…だし、徹さんもまだ見つかっていないわけだし…
次回、この逆境をどう乗り切るのか、期待が膨らんでいく感じがした。
あとは、孝ちゃんの来襲。緒花が民子から徹さん奪うフラグが立っていたり、
緒花を中心にした恋愛事情も目が離せなくなってきた!
最後に個人的に気になったのが、病院での緒花と女将のやりとり、
「もうお見舞いに来てあげませんからね」という緒花の台詞、
そして「がんばりな」という、緒花の去り際の女将の一言…
どうも女将死亡フラグに見えてならないのだが… どうなるだろう。
次回、「喜翆荘の一番長い日」。
仕込みがこれだけ面白ければ、本番は絶対に面白いはず!期待したい。
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