あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。6話、
「わすれてわすれないで」。
「めんまの願い」というゴールに向かって、少しずつ情報が集まってきた回。
めんまの日記だったり、「あの日」皆で秘密基地に集まった理由だったり、
物語中で鍵になりそうなことが出てきて、それももちろん重要なのだが、
個人的に印象に残ったのは、マリーそろそろエンジンかかってきたか?
と思わせるシーンがいくつか垣間見えてきたことだった。
岡田麿里が「とらドラ!」や「true tears」といった名作を手がけた時に
自分が凄みを感じたのは、前半は強い感情を隠していた登場人物たちが、
後半、お互いの感情を全力でぶつけ合う、その「本気」の描写。
それを踏まえた上で前回までの放送を観ると、じんたんやつるこは
自分が傷つくのが嫌で、感情を他人の前で表現するのを恐れている、
まためんまはじんたんを傷つけるのを恐れてじんたんに強く物申せないなど、
皆、ぶつかり合いを避けている、つまりまだ「前半」だと感じたのだが、
今回、じんたんがクラスメイトの前であなるを守ったシーンであったり、
めんまが、じんたん達がめんま邸を訪問したことに怒りを露にしたシーン、
それに対してじんたんがめんまに「自分を大事にしろ」と怒ったシーンなど、
「本気」が垣間見えたシーンがいくつか見え隠れしていたような気がした。
今回のそういうシーンはどれもギャグで終わっていたので締まりに欠けたが、
自分が期待している方向に話が展開してくれそうで、それが今回目についた。
前回の次回予告には見事に釣られたので、もう予告には絶対騙されねえ!
と心に誓ったのだが、今回は予告には逆に「それっぽい情報」が何も無え…
こういう時こそ超展開が来そうな気がしてならない。何にせよ、期待したい。
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