TIGER&BUNNY3話、
「Many a true word is spoken in jest. 嘘から出た真実」。
今回は、Aパートで虎徹とバーナビーの日常をやり、
そしてBパートで彼らのヒーローとしての活躍を見せるという構成だったが、
どっちも素晴らしく面白い!脇役陣はそれぞれほとんど出番が無いのに、
その少ない出番であれだけ存在感を出すのは凄いことだと思う。
特にスカイハイwww 天然が持ち味www
ネタ臭がすごいキャラだと思っていたが、物語内でもネタキャラだったのか…
Bパートの脚本はもう、見事としか言いようが無い。
新設されたフォートレスタワービルに仕掛けられた爆弾を二人が処理する、
という言ってしまえばよくある話なのだが、話の進め方が上手すぎる。
直感の虎徹、理論派のバーナビーという側面を戦闘シミュレーションで見せ、
その二人の特徴が上手く生かされるシーン、虎徹は直感で爆弾を見つけ、
バーナビーは知識で以って爆弾を解体していく、というのを見せた上での
最後のトラップを破る場面。アニメやドラマの定石からして誰もが、
バーナビーが虎徹の直感を信じてトラップを破る、と予想したことだろう。
そこで、そこまでの伏線を全部ブッコ抜いてのあの展開ですよ!
視聴者の想像の遥か斜め上を行く展開も凄いと思うのだけれども、
その上で、バーナビーが虎徹の意図を瞬時に読み取り、二人で解決する、
というように、二人の信頼関係がきちんと描かれている点も見逃せない。
インパクトを重視すると、大抵描きたいことが見えづらくなると思うのだが、
両方上手くいっているのは、それだけよく練られた脚本だということだろう。
このアニメはまだ導入の段階だと思うのだけれども、
それでここまで面白いというのは素直に感嘆せざるを得ない。
今回の事件も、後に出てくるであろうウロボロスなる組織絡みにも見えるし、
今後も目の離せない展開が続きそうだ。
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