STAR DRIVER 輝きのタクト24話、「ひが日死の巫女」。
予想通りの全編シリアス。
張り巡らされた伏線、そして交錯する登場人物の思惑…
最終回前にふさわしい、見所の多い話だったように思う。
ただ、その分話がややこしいし、自分もちゃんと整理して理解できてない。
いろいろ書こうとするとワケが分からなくなりそうなので、
今回はワコとケイトの関係に話を絞って書いてみようと思う。
というわけで、ワコとケイト。今回はこの二人の対比が印象的だった。
初めから、欲しいものは何でも手に入る位置にいたワコと、
何も手に入れる資格がなく、ワコを羨むことしかできなかったケイト。
しかし、失うことを恐れるあまり、何もできないワコと、
失うものがないので、何もかまわず欲しいものに直進できるケイト。
「皆水の巫女は神殿を持ち、ひが日死の巫女は持たない」というのは、
今考ると、しがらみを持つワコと、持たないケイトを暗示していたのかも。
「皆水は島民に慕い敬われている」のは、スガタのワコへの気持ちを表し、
表巫女でありながら、島民にそれが省みられることがないひが日死は、
ワコと同様にスガタを救ったのに、それに気づいてすらもらえなかった
ケイトを象徴しているんだろう。
スガタは相変わらずワコにご執心のように見えて、
ケイトがいくら頑張ろうと手に入るものではないように思える。
そしてワコはやはり、タクトとスガタを両方手に入れてしまう気もする。
より頑張ってるのはケイトの方なので、何かやるせないよなー…、
などと思っていたのだが、そこでまさかのあの衝撃の次回予告!
ワコの「タクト君、私はあなたに出会わなければよかった…」って一体…
ケイトはまだしも、この台詞でワコの運命が全く分からなくなったのだが、
この恋愛模様にどういう決着がつくんだろうか?
次回、最終回。正直、展開は全く予想がつかない。
ストレートなハッピーエンドかと思ってたら、次回予告であれだからなあ…
ただ、捻りは多いにあるだろうけれども、ここまでの展開から、
何となくハッピーで終わる気がしている。というかハッピーであってほしい。
これからの一週間、これまでの話を復習して、来る最終回に備えたいと思う。
余談:
永遠を誓うひが日死の呪文「オキト」。
このアニメの呪文は大抵逆さ読みすると、既知の言葉になるわけだが、
これを逆から読むと「トキオ」www 不吉すぎるwww
「イカ刺しサム」や「カタミワカチタ~」のようにただ「東京」という地名を
ただ逆さ読みしたというだけであって欲しい…
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