GOSICK -ゴシック- 10話、「風邪ひきは頑固な友人の夢を見る」。
ソヴレムのデパートにおける失踪事件、解決編。
久城を攫ったのはアナスタシアでした☆という、「レベルE」2話以来の
衝撃的な肩透かし(向こうはギャグだから成立していると思うのだが…)
を始めとして、話の展開的な部分はどうかと思ったので、
今回は主要人物の人間関係についてのみ書いていくことにする。
久城とヴィクトリカの信頼関係が凄い!
電話をかけてきた久城の異変を感知して、すぐに推理にとりかかり、
久城が再び電話をかけてくる頃にはもう粗方事件を解決してしまっている、
というのは、もちろんヴィクトリカが優秀だからというのもあるけれども、
また必ず自分を頼ってきてくれるだろう、という久城への信頼であったり、
次に電話がかかってきた時は、できる限りのことをしてあげよう、
という思いやりだったりが無ければできないことであるように思う。
もちろん、普段の状態であればこれは「ヴィクトリカの暇つぶし」と
解釈することもできるのだろうが、ヴィクトリカは風邪をひいてるわけで、
その風邪でしんどい中、久城のために知恵を絞ろう、というのは、
やはり久城への思いやりがあってこそなんだろう。
最後の、久城がガラスの靴の形をしたパイプ置きをプレゼントするシーン、
一見するとあれはパイプ置きには見えないと思うのだけれども、
あそこですぐにヴィクトリカがあれをパイプ置きだと認識したのも、
久城とヴィクトリカの以心伝心っぷりを表しているんじゃないか、と感じた。
最早この二人のお互いへの意思疎通に、多くの言葉は必要ないんだろう。
ヴィクトリカとグレヴィールの関係は相変わらず複雑。
グレヴィールは人に罵声を浴びせるようなキャラじゃないと思うのだが、
ヴィクトリカには酷いことを言うのが、ヴィクトリカの夢の中で示唆された。
しかし、髪型ドリルにされたくらいで、ヴィクトリカに本気で呪いの言葉を
投げかける男の人って…w 大人げなさすぎだッ…!
次回は、グレヴィールとジャクリーヌの過去話。
ヴィクトリカとグレヴィールの過去も見えてくるのかな?期待したい。
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