フラクタル1話、「出会い」。
「かんなぎ」のヤマカン監督によるオリジナル作品。
ヤマカン、そして原作の東浩紀は、自分は「評論家」だと思っているので、
その二人の作るオリジナル作品というのは興味をひかれるものがある。
制作のA-1 Picturesは「アニメノチカラ」で面白いオリジナル作品を
作ってくださっていたので、期待はしていたのだが…
激しく微妙…
登場人物にも世界観にもリアリティが無いというか、
ヒロインの行動について、何一つとして共感できるものが無いし、
文明が発達して人間関係が希薄になった世界というのも嘘くさい。
文明が発達すれば、何もせんでも生活できるようになるんだろうけど、
それで人と人との関係が希薄になるかというと、そうではなくて、
やっぱり面と向かって人と話したい!と思う人が多い気がするのだ。
技術的に現実味のない世界というのは、演出で逆に魅力的に映すことが
できると思うのだけれども、思想的に現実味の無い世界は何かなあ…
それが伏線なのかもしれないけどね。
働かなくても生活できる世界、というテーマは面白いとは思う。
あと、まあ一応言っておく。ジブリwww ナディアwww ソラヲトwww
木曜激戦区だし、何の感想書くかが悩ましい。
放浪息子は確定として、こっちにするか、メリーにするか…
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