けいおん!!26話、「訪問!」。
TV版最終回、ということで綺麗な締めくくりだった。
唯たち三年生に関しては、いつまでも変わらない日常を演出し、
そしてあずにゃんに関しても、自ら指揮して新歓ビデオを作った前回、
先輩に頼ることなく自分の足で来るべき新歓ライブに向けて走り出した今回、
ときちんとした未来を指し示し、完璧に締めてくれたという印象。
過去に戻ればまだ話は続けられるのかもしれないけど、
個人的にはこれ以上の話は蛇足だと思う。
映画は一体どうなるんだろう?総集編なんだろうか?
さわちゃんの、軽音部との思い出に浸っている表情が素晴らしい。
このシーンだけで泣けるレベル。けいおんって普段は印象的な動画が多いのだが、
これとか最後の5人がジャンプしてる絵とか、今回は印象に残る一枚絵が多かった。
総評。
素晴らしかった。一期も良かったが、さらに良かった。
アニメの醍醐味と個人的に思っている、細かい心情を台詞ではなく、
絵や間や演出で表現することに関しては、近年でも指折りの作品だと思う。
話的にも、「卒業」というのを一つのテーマにしていたため、
一期と同じくまったりとした話の中にも、寂しさその他もろもろの感情が
垣間見えて、非常に良かった。20話は本当に近年稀に見るくらい泣いたw
それに忘れてはいけないのが、「音楽」と「作画」。
けいおんって、演出の意図とか考えながら見たほうが面白いと思うのだが、
疲れているときなど、あまり頭を使いたくないときがある。
そんなときでも、けいおんは極上の音楽と作画で我々を癒してくれる。
この「どんな見方をしても面白い」という側面が、けいおんがここまでの
人気作品になった理由なんだろうと思う。
(何か大昔に、同じようなことを書いた気がするな…)
スタッフの方々はお疲れ様でした!
このクオリティの作画を2クール維持する力には、本当に頭が下がります。
次回作も期待しております!
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