Another最終回、「Stand by oneself -死者-」。
遂に待ちに待った最終回、そして死者のネタバレ回。
死者は予想通りだったので、あまり驚きは無かったのだけれども、
それ以外の展開がビックリw おかしくなってしまった風見、
赤子の手を捻るかの如く、顔色一つ変えずBBAを殺ってしまう千曳
(「尋常ではない」のはお前だよwwwと思わずつっこんじゃったよ!)、
そして、前回
腕を刺されたとは思えない機敏な動きを見せる恒一さんwww
赤沢さんが死んでしまうところは、緊張感があった。
ただ、それ以外はもういろいろとギャグにしか見えねえ…
死者は誰―――?死者は予想通り、三神怜子先生。
個人的に、
「副担任なんて名簿に欄無いし、夜見山北にいないんじゃね?」という7話での読みが当たったのはちょっと嬉しい。…なんだけれども、
まさか職員室に机が足りないという展開だとは思わなかったぜ…!
死者が分かったとしても、その死者を殺せるのか、とは思ったのだが、
赤沢さんが死んでも10秒後には立ち直ってる恒一さんには問題なしw
赤沢さんェ…。鳴と対立した時点で死にそうな気はしていたけれども、
今回、風見を殺ってしまったことで確定してしまった気がする。
悲しかったのは、彼女は他の他者を殺めるようとした連中とは違い、
保身や復讐というよりも、みんな、特に恒一を守ろうとしていたこと。
最後はちょっと暴走気味だったとは言え、何でそんな彼女が犠牲に…
そもそも彼女が鳴の義眼の能力を持っていれば、誰も死なずにすんだ、
そんな風に思えてくるのがちょっと悲しい。
総評1クール通して、本当に面白かった!
とにかく煽り方が上手い!いつ誰が死ぬか分からない脚本もそうだが、
不穏の空気を漂わせる「間」のとり方、恐怖を煽るような音響など、
演出によって、話の持つ緊張感を最大限に生かしていたように思う。
個人的ベストは9話。特筆するような展開は無いのだけれども、
丁寧な演出で恐怖を煽りに煽っていたのが印象的だった。
あとは、
楽しみ方の多彩さもこの作品の魅力。
ただストレートにホラーを楽しむ、というのは勿論ありだし、
モブにまで全く手を抜かない、良質な萌えアニメとして楽しんでもいい。
P.A.の圧倒的な作画力を楽しむこともできるし、
水島監督お得意のギャグ描写、特にシリアスなギャグを楽しむ、
といった見方もできる。ギャグアニメだと思ってみてしまうと、
シリアスが全くシリアスに見えなくなるのは問題だけれどもw
ホラーということで、視聴者層が普通は限られそうなのだけれども、
実は全方位を向いている、万人向けのアニメなんじゃないかと思う。
個人的には、10話まではドシリアス、以降はビックリギャグアニメ、
というように見させていただきましたw
水島監督、そしてスタッフの方々は本当にお疲れ様でした!
原作は続編も、またこのスタッフでアニメ化やってほしいです!
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