戦姫絶唱シンフォギア2話、「雑音と不協和音と」。
シリアスと、シリアスな笑いのバランスが絶妙w
全く前回ラストと繋がっていない出だし、歌いながら華麗にローリング、
バイクを犠牲にしての翼のスタイリッシュな登場(そもそもノイズには
普通の物理攻撃は効かない設定じゃなかったか)などなど、
突っ込みどころ満載の展開、それでいて
翼の響への不信感を上手く描いてて、
なかなかに面白かった。
不協和音…というのは多分、響と翼のすれ違いのことを指しているんだろうけれども、
自分が不協和音という言葉を聞いた時、真っ先に感じるのは
違和感。
それを踏まえて話を見ると、自分の目の前で奏が殺されたにも関わらず、
ノイズに全く恐れず、戦いの中で笑みさえ浮かべられる
響の無邪気さに、
自分は得体の知れない違和感を感じてしまう。
人の役に立ちたい!というのが恐れを上回ったのかもしれないが、
もしそうであっても、
「それだけで命を賭けた戦いに赴けるだろうか?」という、特異災害対策機動部二課の責任者の彼の言葉が気にかかる。
響は最後死ぬのがほぼ確定してるみたいだし、EDおどろおどろしいし、
前回の最後の響の暴走?が何事も無かったかのようにスルーされてるし、
響が
「こっち側の人間」というのもどういう意味なのか分からないし、
その響の無邪気さとは裏腹の、様々な伏線(?)が仕込んであって、
それが凄い気になる。実は響には隠されたとんでもない設定があって、
後々敵にすらなってしまうんじゃないかというような、そんな予感。
主人公二人のすれ違い、というのは物語的には予定調和だと思うので、
自分はむしろ、この
物語的な不協和音が気になってしまう。
翼奏のシンフォギアを使う響が認められない彼女。
翼と奏の関係、そして響と翼の関係というのは、似ているような気がして、
「二人一緒なら、何も怖くないな」と奏に言われた時の翼の笑顔、
それとノイズに跳び蹴り食らわしたところの響の笑顔を比べてみると、
本当にそっくりじゃないかと。それに翼が気づくところから、
二人の間の溝が埋まっていくような気がしているのだがどうだろうか。
ちょっと思ったのだが、翼が持っているのが「
第一号聖遺物」、
奏の使っていたものが「
第三号聖遺物」ということは、
実は翼の方が先輩だったりするんですかね?
次回、響vs翼?先が気になる展開!
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