2011年冬アニメ感想第一弾、夢喰いメリー1話、「夢現」。
「まんがタイムきららフォワード」で連載されている漫画作品のアニメ化。
山内重保監督の過去の作品リストを見てみると、
「まじかる☆タルるートくん」「花より男子」など、
90年代の結構メジャーな作品の監督をやっている様子。
作中で丁寧に自己紹介してくださる、親切な登場人物たちであったり、
悪役っぽいキャラの独り言で話を締める構成であったり、
何か90年代臭がプンプンする作品だと思って観ていたのだが、納得。
制作のJ.C.STAFFは、自分の好きな制作会社の一つで、
制作本数多いながらも、作画は全般的にかなり綺麗だと思う。
舞台は、「夢」が我々の世界より確かなものとして存在している世界。
人がその日見る夢の内容が大まかに視える少年、夢路と、
夢から現実に迷い込み、帰れなくなってしまった少女、メリーの物語。
夢の世界に帰る鍵は、どうやら夢路を狙っている夢魔が持っているようで、
その夢魔に会うため、メリーは夢路と一緒についていくことにする、
というところから話が始まっていくんだろう。
作りが非常にオーソドックスだったので、あんまし書くこと無いのだが、
ちょっと気になったのは、文芸部室での夢路と部長の会話。
夢というのは二種類、寝てる時に見る夢と、理想としての夢がある。
今回の話で、夢というのは主に前者だったと思うのだが、
この文芸部室でのシーンでは、「夢路は小説家志望である」という、
主人公の後者の夢について敢えて触れていたのが妙に気にかかった。
タイトルの「夢喰い」の夢はどっちなんだろう?
木曜は激戦区なので、確かなことは言えないけれども、
とりあえず視聴&感想は継続していこうと思う。
-- 続きを閉じる --