04« 2023 / 05 »06
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.
閃光のナイトレイド 13話
閃光のナイトレイド最終回、「せめて、希望のかけらを」。
史実に従えばどう考えてもバッドエンドしかありえなかったわけだが、
それをうまくぼやかして、もしかしたら歴史は変わったかもしれない、
という可能性を残しつつうまく終わらせたと思う。
個人的には、歴史は変わらなかったんだと思うけれども。
本来の主人公は、葵たち4人のはずだが、
今回の話で目立ったのは、所謂「悪役」である高千穂勲と桜井。
というか、物語中で最も行動に筋が通っていたのが彼らだと感じた。
このアニメは、高千穂勲を中心に話が動いていたと思う。
上海に核を投下する、というのはとんでもない話に聞こえるけれども、
リットン調査団に核の威力を見せつけたにも関わらず、欧州列強は動じなかった、
という現実を踏まえると、日本を守るためには他に選択肢が無かったように思える。
それでも普通は、上海の人々を犠牲にするというのはためらわれるわけで、
実際に高千穂勲も迷い、それを雪菜に指摘された。
最後、雪菜をかばって死んだのは、雪菜を守りたかったということだと思うが、
もしかすると、誰かに自分を止めてほしかったということもあったのかもしれない。
桜井が二重スパイ、というのはある程度予想の範囲内。
まさか壱師が中国側のスパイだとは思わなかったけれどもw
桜井は完全に悪役のように描かれていたが、やり方はどうであれ、
彼も「日本を守りたい」という意思の下に行動していたわけであって、
その点で葵たちよりも行動に筋は通っていたように思える。
高千穂勲も桜井も、日本を守るために行動しながら、
結局、日本に核が投下される未来に落ち着いた、というのは皮肉な話だ。
感想書いてるブロガーも少ないし、注目度が低い作品だったけれども、
個人的には良作だった。スタッフの皆様はお疲れさまでした!
史実に従えばどう考えてもバッドエンドしかありえなかったわけだが、
それをうまくぼやかして、もしかしたら歴史は変わったかもしれない、
という可能性を残しつつうまく終わらせたと思う。
個人的には、歴史は変わらなかったんだと思うけれども。
本来の主人公は、葵たち4人のはずだが、
今回の話で目立ったのは、所謂「悪役」である高千穂勲と桜井。
というか、物語中で最も行動に筋が通っていたのが彼らだと感じた。
このアニメは、高千穂勲を中心に話が動いていたと思う。
上海に核を投下する、というのはとんでもない話に聞こえるけれども、
リットン調査団に核の威力を見せつけたにも関わらず、欧州列強は動じなかった、
という現実を踏まえると、日本を守るためには他に選択肢が無かったように思える。
それでも普通は、上海の人々を犠牲にするというのはためらわれるわけで、
実際に高千穂勲も迷い、それを雪菜に指摘された。
最後、雪菜をかばって死んだのは、雪菜を守りたかったということだと思うが、
もしかすると、誰かに自分を止めてほしかったということもあったのかもしれない。
桜井が二重スパイ、というのはある程度予想の範囲内。
まさか壱師が中国側のスパイだとは思わなかったけれどもw
桜井は完全に悪役のように描かれていたが、やり方はどうであれ、
彼も「日本を守りたい」という意思の下に行動していたわけであって、
その点で葵たちよりも行動に筋は通っていたように思える。
高千穂勲も桜井も、日本を守るために行動しながら、
結局、日本に核が投下される未来に落ち着いた、というのは皮肉な話だ。
感想書いてるブロガーも少ないし、注目度が低い作品だったけれども、
個人的には良作だった。スタッフの皆様はお疲れさまでした!
閃光のナイトレイド 12話
閃光のナイトレイド12話、「夜襲」。
桜井が実は高千穂側の人間wwwで終わった前回。
食えないオッサンだとは思っていたが、まさか高千穂の同志だったとは…。
ただ、あそこまで狡猾な人間が、葵たちを野放しにしているのが気にかかる…。
高千穂の側に人間と見せかけて、実は日本政府の回し者、
という超展開もまだあるんじゃないか、というような気はしている。
高千穂勲が遂に上海に核を落とすという強行策に。
上海の住民的には、何もしてないのに空襲にあったり、核の標的になったり、
と踏んだり蹴ったりだが、これが戦時中の大都市の宿命なのだろう。
葛は、日本を守るという大義名分にひかれて高千穂に従っているわけだが、
上海にいる何万という人々を犠牲にする、となれば考えも変わるかもしれない。
葵との絡みもあるだろうし、葛がどう自分なりの答えを出すのか、
が最終回の鍵となる気がしてならない。
ここに来て、またも風蘭登場!
物語を構成する上では、能力者や偉いさんが話の中心に来るのは当然なのだが、
この時代の中国を語る上で欠かせないのが、「中国の一般市民」という存在。
その中国の一般市民の代弁者となっているのが風蘭なのだと思う。
物語の前半は日常の象徴、空襲後は日本に複雑な感情を持つ存在、
今回で言うと、核のことを知らずに一生懸命生きている上海市民の象徴、
というように、話の中心には来ないんだけれども、
要所要所で雰囲気作りであったり、演出に大きく貢献している。
次回もハッピーエンドであれば、「戻ってきた日常」の象徴として
登場してくれると思うので、是非とも出てきてほしい。
次回、最終回。
展開はどっちに転ぶのか分からないが、きれいに締めてくれそうな気配はある。
史実に従うと、暗い未来しか待っていないわけだけれども、
なんとか明るい方向に持っていってほしいと思う。
桜井が実は高千穂側の人間wwwで終わった前回。
食えないオッサンだとは思っていたが、まさか高千穂の同志だったとは…。
ただ、あそこまで狡猾な人間が、葵たちを野放しにしているのが気にかかる…。
高千穂の側に人間と見せかけて、実は日本政府の回し者、
という超展開もまだあるんじゃないか、というような気はしている。
高千穂勲が遂に上海に核を落とすという強行策に。
上海の住民的には、何もしてないのに空襲にあったり、核の標的になったり、
と踏んだり蹴ったりだが、これが戦時中の大都市の宿命なのだろう。
葛は、日本を守るという大義名分にひかれて高千穂に従っているわけだが、
上海にいる何万という人々を犠牲にする、となれば考えも変わるかもしれない。
葵との絡みもあるだろうし、葛がどう自分なりの答えを出すのか、
が最終回の鍵となる気がしてならない。
ここに来て、またも風蘭登場!
物語を構成する上では、能力者や偉いさんが話の中心に来るのは当然なのだが、
この時代の中国を語る上で欠かせないのが、「中国の一般市民」という存在。
その中国の一般市民の代弁者となっているのが風蘭なのだと思う。
物語の前半は日常の象徴、空襲後は日本に複雑な感情を持つ存在、
今回で言うと、核のことを知らずに一生懸命生きている上海市民の象徴、
というように、話の中心には来ないんだけれども、
要所要所で雰囲気作りであったり、演出に大きく貢献している。
次回もハッピーエンドであれば、「戻ってきた日常」の象徴として
登場してくれると思うので、是非とも出てきてほしい。
次回、最終回。
展開はどっちに転ぶのか分からないが、きれいに締めてくれそうな気配はある。
史実に従うと、暗い未来しか待っていないわけだけれども、
なんとか明るい方向に持っていってほしいと思う。
閃光のナイトレイド 10話
閃光のナイトレイド10話、「東は東」。
回を重ねる毎に、面白さが増していくナイトレイド。
4人の絆が再確認される回なのか、と4人で夜景を眺めるシーンあたりまでは
思っていたのだが、最後にまさかのどんでん返しが!
葛が高千穂勲の側に!
石原莞爾やキプリングの言葉を引用して心境の変化を描く演出は、非常に良かった。
「圧倒的な戦力を以て、戦争を回避する」という思想は、
真面目な葛の心には強く響いたのだろう。個人的にも正論だと思うけど。
未来というものは、人の力でどれだけ変えられるものなのだろうか?
新型爆弾は、物理学者の一ノ瀬が未来のビジョンからヒントを得て作った、
というのが今回の話から読み取れるが、それを使って未来を変えられるか、
となると、そう簡単にはいかないような気がする。
(物理をやってると、そんな簡単に因果律を破らないでください!と思う)
高千穂勲の計画は失敗し、日本は新型爆弾によって壊滅的なダメージを受ける、
という未来は避けられないのではなかろうか。
そう考えてみると、預言者というのは非常に可哀想な存在だと思う。
破滅的な未来が見えているのに、どうすることもできない。
その変えることができない未来を最後まで見届けるのが預言者の役割だとすると、
静音が常に悲しそうにしているのが理解できるような気がする。
余談1:
第7話のネット配信は、どっかから圧力がかかった結果なんだろうか、と思ったが、
軍拡を肯定している今回の方が、隣国的にはやばいんじゃないだろうか。
余談2:
前回静音が、
「政を司るものたちが迷ったとき、その背中を押してあげるのが預言者の使命」
と言っているのがちょっと気にかかる。預言者は未来を見届けるのではなく、
未来を変えるために存在してるのかもしれない。
回を重ねる毎に、面白さが増していくナイトレイド。
4人の絆が再確認される回なのか、と4人で夜景を眺めるシーンあたりまでは
思っていたのだが、最後にまさかのどんでん返しが!
葛が高千穂勲の側に!
石原莞爾やキプリングの言葉を引用して心境の変化を描く演出は、非常に良かった。
「圧倒的な戦力を以て、戦争を回避する」という思想は、
真面目な葛の心には強く響いたのだろう。個人的にも正論だと思うけど。
未来というものは、人の力でどれだけ変えられるものなのだろうか?
新型爆弾は、物理学者の一ノ瀬が未来のビジョンからヒントを得て作った、
というのが今回の話から読み取れるが、それを使って未来を変えられるか、
となると、そう簡単にはいかないような気がする。
(物理をやってると、そんな簡単に因果律を破らないでください!と思う)
高千穂勲の計画は失敗し、日本は新型爆弾によって壊滅的なダメージを受ける、
という未来は避けられないのではなかろうか。
そう考えてみると、預言者というのは非常に可哀想な存在だと思う。
破滅的な未来が見えているのに、どうすることもできない。
その変えることができない未来を最後まで見届けるのが預言者の役割だとすると、
静音が常に悲しそうにしているのが理解できるような気がする。
余談1:
第7話のネット配信は、どっかから圧力がかかった結果なんだろうか、と思ったが、
軍拡を肯定している今回の方が、隣国的にはやばいんじゃないだろうか。
余談2:
前回静音が、
「政を司るものたちが迷ったとき、その背中を押してあげるのが預言者の使命」
と言っているのがちょっと気にかかる。預言者は未来を見届けるのではなく、
未来を変えるために存在してるのかもしれない。
閃光のナイトレイド 9話
閃光のナイトレイド9話、「新しき京」。
面白かったのだが、話が分散してるので感想が書きづらい。
なので、今回はそれぞれのキャラについてコメントしていってみようと思う。
高千穂勲&雪菜
ついにご対面。
雪菜が高千穂勲に見せられたビジョンは、新型爆弾によって、
近い将来、日本が壊滅的な被害を受ける、ということなんだろう。
その未来を変えるために梶川教授や一ノ瀬を使って爆弾を先に完成させたい、と。
高千穂勲は、アジアから欧米を追い出すために動いている、と表向きは言ってるが、
本当の目的は、日本の国益を守ることなんじゃないだろうか。
雪菜は兄の側につくのかな。
葵&葛&桜井
しがらみを気にせず、身近な者のために行動できる葵。
表向きはクールを装うが、実は結構人情味に溢れる葛。
飄々としているけれども、国益のためには冷徹になれる桜井。
目に見える者の幸せを重視する立場(葵、葛)と、
より多くの人間の幸せを重視する立場(桜井)の対立が、
このアニメの一つのテーマになると思うのだけれども、
残り3話(?)でそれにどういった結論をつけるのかが興味深い。
静音
「そっちは物置だよ」に吹いたwww
自分が忘れているだけかもしれないが、預言者がどういう役割を果たすものなのか
説明されていないので、しがらみと言われてもちょっとよく分からない。
棗
棗の猫好きには、回想シーンに出てきた少女との思い出が関係している模様。
しかし、この段階で本筋とは関係無さそうな伏線を張るのはリスキーじゃないか?
「∀ガンダム」などを見てても思ったのだけれども、各キャラクターがそれぞれの
信念を持って行動しているアニメというのは、キャラが非常に魅力的に映る。
キャラの掘り下げ不足や展開が駆け足過ぎるなど、
1クールアニメの弊害もこれまでのところあんまり出てない気がするし、
このまま終盤、うまくまとめてほしい。
面白かったのだが、話が分散してるので感想が書きづらい。
なので、今回はそれぞれのキャラについてコメントしていってみようと思う。
高千穂勲&雪菜
ついにご対面。
雪菜が高千穂勲に見せられたビジョンは、新型爆弾によって、
近い将来、日本が壊滅的な被害を受ける、ということなんだろう。
その未来を変えるために梶川教授や一ノ瀬を使って爆弾を先に完成させたい、と。
高千穂勲は、アジアから欧米を追い出すために動いている、と表向きは言ってるが、
本当の目的は、日本の国益を守ることなんじゃないだろうか。
雪菜は兄の側につくのかな。
葵&葛&桜井
しがらみを気にせず、身近な者のために行動できる葵。
表向きはクールを装うが、実は結構人情味に溢れる葛。
飄々としているけれども、国益のためには冷徹になれる桜井。
目に見える者の幸せを重視する立場(葵、葛)と、
より多くの人間の幸せを重視する立場(桜井)の対立が、
このアニメの一つのテーマになると思うのだけれども、
残り3話(?)でそれにどういった結論をつけるのかが興味深い。
静音
「そっちは物置だよ」に吹いたwww
自分が忘れているだけかもしれないが、預言者がどういう役割を果たすものなのか
説明されていないので、しがらみと言われてもちょっとよく分からない。
棗
棗の猫好きには、回想シーンに出てきた少女との思い出が関係している模様。
しかし、この段階で本筋とは関係無さそうな伏線を張るのはリスキーじゃないか?
「∀ガンダム」などを見てても思ったのだけれども、各キャラクターがそれぞれの
信念を持って行動しているアニメというのは、キャラが非常に魅力的に映る。
キャラの掘り下げ不足や展開が駆け足過ぎるなど、
1クールアニメの弊害もこれまでのところあんまり出てない気がするし、
このまま終盤、うまくまとめてほしい。
閃光のナイトレイド 8話
閃光のナイトレイド8話、「凍土の国で」。
高千穂勲のやろうとしていることが少しずつ見えてきた回。
WORKING!!が温泉回じゃなかったと思ったら、こっちが銭湯回だったでござる。
男のサービスシーンなんぞどうでもいい、雪菜をもっと(ry
リットン調査団や溥儀など、歴史上実在した人物が登場するとわくわくしてくるのは
何故なんだろう?自分でもよく分からない。
高千穂勲は、新型爆弾(核兵器?)を脅しに使い、
欧米列強をアジア諸国から撤退させようとしているとのこと。
高千穂勲は能力者を使って何かやろうとしてると思っていたので、
物理的な兵器を使って欧米を排除しようというのは、ちょっと意表を突かれた感じ。
2話に登場した数学者の梶川教授、そして今回登場した物理学者の一ノ瀬は、
高千穂勲の思想に賛同して兵器開発を行っていたんじゃないかと思われるが、
歴史的には核兵器はまだ開発されておらず、フォン・ノイマンやフェルミといった、
当時の世界最高峰の科学者が全力を傾けてこの10年後くらいに完成させたわけで、
この時代に核があることに何か能力者が絡んでいるのかもしれない。
前回の放送を観たにも関わらず、預言者=葵の婚約者に全く気づかなかった件。
このアニメ全般に言えることだが、キャラデザがあんまり特徴的でないので、
以前に登場したキャラのビジュアルをよく忘れてしまう。
高千穂勲が鬼門。大量に出てくる桜井もどきも紛らわしいので何とかしてほしい。
最後の最後、雪菜が葵に、預言者に呼びかけるよう促すシーンは、
兄を追うが一向に会えない雪菜の苦しみと、同じ苦しみを葵に味わわせたくない、
という思いが、中の人の演技と相まってよく出ていた良シーンだと思う。
高千穂勲のやろうとしていることが少しずつ見えてきた回。
WORKING!!が温泉回じゃなかったと思ったら、こっちが銭湯回だったでござる。
男のサービスシーンなんぞどうでもいい、雪菜をもっと(ry
リットン調査団や溥儀など、歴史上実在した人物が登場するとわくわくしてくるのは
何故なんだろう?自分でもよく分からない。
高千穂勲は、新型爆弾(核兵器?)を脅しに使い、
欧米列強をアジア諸国から撤退させようとしているとのこと。
高千穂勲は能力者を使って何かやろうとしてると思っていたので、
物理的な兵器を使って欧米を排除しようというのは、ちょっと意表を突かれた感じ。
2話に登場した数学者の梶川教授、そして今回登場した物理学者の一ノ瀬は、
高千穂勲の思想に賛同して兵器開発を行っていたんじゃないかと思われるが、
歴史的には核兵器はまだ開発されておらず、フォン・ノイマンやフェルミといった、
当時の世界最高峰の科学者が全力を傾けてこの10年後くらいに完成させたわけで、
この時代に核があることに何か能力者が絡んでいるのかもしれない。
前回の放送を観たにも関わらず、預言者=葵の婚約者に全く気づかなかった件。
このアニメ全般に言えることだが、キャラデザがあんまり特徴的でないので、
以前に登場したキャラのビジュアルをよく忘れてしまう。
高千穂勲が鬼門。大量に出てくる桜井もどきも紛らわしいので何とかしてほしい。
最後の最後、雪菜が葵に、預言者に呼びかけるよう促すシーンは、
兄を追うが一向に会えない雪菜の苦しみと、同じ苦しみを葵に味わわせたくない、
という思いが、中の人の演技と相まってよく出ていた良シーンだと思う。